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基底材・支持体 > 木枠 *規格・円形・楕円・特寸 > アルミ強化キャンバス木枠 カテゴリ一覧
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吉野杉・アルミ強化キャンバスフレーム【ARフレーム】が生まれるまで
俵屋工房の絵師・高橋亮馬は、博物館や美術館では、国宝など、完全手彩色による複製ならびに 学術調査研究を。画廊・企業・内外の著名作家案件では、基底材・支持体・各種描画材料・表現 技法などを手掛けさせて頂いています。
その中でも最も多いのが基底材、いわゆる絵を描くための土台、すなわちパネルやキャンパスです。 基底材は丈夫なのかよいのですが、ただ丈夫さを求めれば重くなってしまうので、取扱いし易さも 必要になります。
以前にとても厳しい寒冷地で、特大の基底材を作ったことがあります。特上の品質の木材を使った のですが、作業の現場で見る見るうちに変形しました。それまで百戦錬磨技術と自信は、一気に失 うことになりました。
基底材の受注はこれを最後にしようと決めました。しかし、その後も、いくつかの業者を経て「他に依 頼できるところがない」「俵屋工房しか出来ない」とのことで、お請けするようになりましたが、「キャン バスの木枠ならびにパネルの骨組みには金属(アルミ)を使用する」というのが受注条件でした。
それまで、絵画作品に金属を使用するという発想は、全くありませんでしたが、職人の技術を十分に 発揮し、その状態を半永久的に維持するためには、この方法しかありません。
そして、考案したのが、天然木材とアルミを組み合わせた[アルミ強化キャンバスフレーム]です。 日本の絵師・高橋亮馬は、このフレームには、日本の歴史と文化の中心でもある大和の国の吉野 杉を使いたいと思って来ました。そして、その思いは現地の方々を通じて地元の製材所よりご提供 いただけることになりました。
■製品の特長 フレーム本体にアルミの角材を使用。画布側の親枠にはタックスやタッカーを打てる吉野杉(*1)を 使用しています。 美術館やギャラリーの展覧会のための大作は、飛行機やトラックに積めるように木枠から画布を 外した状態で輸送される場合があります。そして、改めて木枠を準備して画布を張り込んで展示し ます。このとき、オーダーメイドの木枠は、発注から納品までに、大方二か月前後を要しますので、 展覧会に間に合わないケースも珍しくありません。このアルミ強化キャンバスフレームは、丈夫な だけでなく、納期の速さも大きな利点のひとつです。
受注確定から発送まで、7日営業日を基本としていますが、緊急のご対応も可能な限りお応えで きるようにさせて頂いています。
フレーム構造
材質 吉野杉「天然木の乾燥材木」・アルミパイプ「シルバーコーティング」・ピアスネジ「メッキコーティング」 L字型コーナー金具とコ型金具「アルミ製」
フレーム工場のある奈良の吉野杉を使用 (*1)
金属と天然素材による新しいアルミ強化キャンバス木枠
■そのほか 【展示用ドッコ】ご要望に応じて展示用ドッコの装着も承ります。 【吉野杉・アルミ強化キャンバスフレーム出張組立てサービス】 【吉野杉・アルミ強化キャンバスフレーム出張組立て+木枠へのキャンバス張込みサービス】 *別途お見積り致します。
■取扱い方法 *詳しくは取扱い説明書をご参照ください。 フレームの組立は、所定の場所をビス止めするだけです。作業には電動のドリルドライバーがある と便利です。調節ダイヤルがある場合、[1-10]の場合3-4。[1-5]の場合2-3程度。インパクトドライ バーの場合、ネジ山を潰さぬよう十分気を付けて行って下さい。
*アルミパイプにビスを必要以上に締め付けるとネジ山がなくなり締め付けが出来なくなるのでご注 意ください。万が一、問題が生じた場合は、ピアスネジ(本製品仕様4/13)を5/13に代えてご使用く ださい。ホームセンターなどにお問い合わせください。
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