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キャンバス地[中目(厚口)]のサンプルへ
■公募展などへの「出品控え」
低迷する経済状況下、公募展などへの「出品控え」が懸念されています。
展覧会への出品には、画材費・搬入搬出費・レセプションなどへの参加費・会場までの交通費〜滞在費・・
など、出品量以外の出費が伴います。どれも切り詰めることが出来ない必要経費です。「どれかひとつでも
出費を抑えられれば・・、出品出来るのに」「〜会場への交通費や搬入費に当てられるのに・・」というギリ
ギリの選択に迫られているケースも増えています。
■公募展は画家への大切な登竜門
2008年の秋、俵屋工房は公募展を視察しました。どの団体も開催初日は盛況でした。しかし、平日に
なると会場は閑散としていました。今の経済事情が続けば、公募展の衰退にも繋がりかねません。
展覧会に出品すること、あるいは美術団体に所属して活動することは、美術に携わるものにとって、とても
有意義なことです。
■「出品控え」に朗報を・・何事(出品)も継続が宝
商品の発売前に市販キャンバスの市場調査を行いました。俵屋工房では、普段、素材からの手作りした
ものを使っていますので、市販品の価格について認識していませんでしたので、正直その価格に驚きました。
「これでは、大作を何点も制作することは、画学生のみならず、社会人でも大変」と思いました。
「せめて50号で5千円台、100号で1万円位が理想」
・・そして行き着いたところが本商品のキャンバスと木枠の[キャンバス二点セット]です。
■品質
一般の既製品キャンバスは、例えば、乾性油+鉛白=非吸収性油性地が高級品と位置づけられている
ようですが、はたしてその根拠はどこにあるのでしょうか。本製品は合成樹脂によるエマルジョンですが、
絵具層あるいは作品全体のバランスからすれば、乾性油による油っぽい地塗り製品よりも、安心かつ
手軽に使えます。
*油性キャンバスをそのまま使うには勇気が必要。支持面を研磨するなど、前処理することで剥離等の
問題を軽減させることができます。
*当工房では[A−LINEキャンバス]への絵具塗布後10年間の経過を追いました。設置4年目からは、
寒暖が激しく多湿(動物性の黒はすべてカビが発生するレベル)の環境に設置しての調査です。
特に市販のキャンバスによる重度の変質のひとつである[基底材(布)と地塗り層の剥離やカビの発生]に
注目しましたが、絵具の固着力や剥離等を含め、特記すべき変質事項は皆無でした。
この商品は、当店の植樹活動協賛商品です。
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[画心(エコ)作品]の刻印は、弊社における植樹活動協賛商品であると共に、
自然を大切にする作者による作品であることの証です。
(資)俵屋工房は、どんぐりから木を育てて山に植える[NPOどんぐりの会]の会員です。
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*桐木枠と綿化繊混紡で、さらに低価格に
大型キャンバスを常用する方のための[苺の会]を結成
面倒な入会手続は不要。会員の方ならば、どなたでもご利用いただけます。
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